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医学的絶食療法(断食・ファースティング)の高血圧に対する効果
断食の高血圧に対する効果

上のグラフは、健康道場入所時の最大血圧を5群に分けてファースティングの変化を見たものです。

FT前はファースティング前、FT後はファースティング7日後です。

入所時の最大血圧が、
A群は180mmHg以上と非常に高い高血圧の方、
B群は160~180mmHg、
C群は140~160mmHg、
D群は120~140mmHg、
E群は120mmHg以下と正常血圧の方です。

入所時の最大血圧が高い人ほど、著しく下降しています。一方、正常血圧の方は、殆ど低下しません。正常血圧の方が、それ以上低下しては困りますので、身体の適応能力で、低下しないようにしています。

異常なものは、正常にし、正常なものは、そのままの状態を保つという、素晴らしい、生体の能力を見せてくれています。これをホメオスターシスと呼んでいます。

私は、大学院では、高血圧研究班に属し、日々、高血圧の研究をしていました。博士号も、高血圧の研究でいただきました。それだけに、このグラフは、感動的です。ファースティングの素晴らしさと、生体の持つ絶妙の調和の能力を余すところなく示していると思います。

断食時の血圧の変化

上の表は、先ほどの5群の最小血圧の変化を見たものです。

入所時の最大血圧が、
A群は180mmHg以上と非常に高い高血圧の方、
B群は160~180mmHg、
C群は140~160mmHg、
D群は120~140mmHg、
E群は120mmHg以下と正常血圧の方です。

入所時の最大血圧と同様に、最小血圧が高い人ほど、著しく下降しています。一方、正常血圧の方は、殆ど低下しません。正常血圧の方が、それ以上低下しては困りますので、身体の適応能力で、低下しないようにしています。やはり、素晴らしい調節能力を発揮しています。

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