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実例-F子さん

21才♀ 160cm 67.5kg 26%
爽やか指数 43点  不快指数 40点  無感動さん
目的ー過食症、全身倦怠感、肩凝り、便秘の改善


 ここ2年間ぐらい、家でゴロゴロしていることが多く、活動しようと思ってもだるい感じがして行動できず、何か食べ物を口に入れていないと落ち着かない。

 1年ごとに体重が7kgづつ増え、2年前より15kg増えてしまった。

 大学生活のため、田舎から東京にでて来たが、都会の生活がなじめなかった。また、専攻していた科目が、自分にはあっていないように思えて、違う職業に就職する予定だが、不安が強くなり過食気味になり食べていると安心する。


▲性格分析のグラフ

性格分析グラフ-F

F子さんの性格パターンは、「普通さん」です。

 「普通さん」は、適応能力抜群のはずです。どこへ行っても、何をしても、本人も周りも意識する事なく自然に溶け込んでいきます。充実感テストは、「爽やかさん」のはずです。F子さんが、容易にいかないのはなぜでしょう。

 「普通さん」といっても、若い方の性格パターンをみる場合は、親の部分がしっかりしたものではないということを頭においておく必要があります。

 小さいときから、東京にでてくるまでは、大変順調に過ごした方でしょう。順調でなければ、「普通さん」にならないからです。そして、東京という生活習慣が違う場所が、初めて遭遇する異変だったでしょう。順調なのが当然のこの方には、はじめて不安を感じさせたでしょう。

 また、D(自由気ままな子供)が高いので、自分の満足を得られない専攻科目は不満あったでしょう。だから、違う職業を選んだのですが、今度はE(人の評価を気にする子供)が動き出して、不安を感じるのでしょう。これらが、過食の原因となっているのでしょう。


▲ファースティングの効果

体重の変化-F
充実感テストの変化-F


 Fさんは、ファースティング7日間と復食8日間で、体重は3.5kg減りました。

 爽やか指数もかなり上昇し、不快指数も低下しまし、「爽やかさん」になられました。もう、過食など気にしなくても良くなったでしょう。

 人生は常にうまくは行きません。親元でいい環境に守られて、すくすく育つとうまく行くのが当たり前のように思いますが、社会の中に入ってくると、うまく 行くのが当たり前ではありません。いつでも、どこでも、自由自在で、自分を感じて生きれるには、そのための方法と練習が必要です。

 ファースティングで、充実感が蘇りました。生きている感動が戻りました。自分を生きているという実感が感じられます。感動を失ってしまったのではなかっ たのですね。自分の中には、ちゃんとあったのです。これを体験できたことは貴重です。これを原点にして、生きていく練習をしましょう。

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