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実例-D子さん

20才♀ 156cm 67.2kg 26%
爽やか指数 25点  不快指数 70点  不快さん
目的ー減量とリフレッシュ


 会社の人間関係(特に先輩)で悩むようになり、イライラしたり、不安になったりして、自分で心のコントロールができなくなってしまいました。無視されることが多く、とても悲しくつらい思いをしました。

 仕事の面ではノルマがあるので、それを達成できるか不安です。イヤなことやストレスがたまると、過食になってしまいます。自分が肥満であることもとても悩んでいます。 

 食べても満足感がなく、いくらでも食べてしまうので病院に行きました。身体に異常はなく、ストレスからきていると言われました。

▲性格分析のグラフ

性格分析グラフ-D

D子さんの性格パターンは、「不安さん」です。

 A(きびしい親)、B(優しい親)という親の部分が発達していないので、人や社会的な対応は困られるでしょう。この部分が発達していれば、何も考えずに常識の線で次々と仕事をさばいていけます。

 しかし、この方は、親の部分がありません。E(人の評価を気にする子供)だけですから、何かしようとすれば幾人もの顔が浮かび、どの人の意見に従えば良 いか分からなくなります。行動がどうしても遅くなるので、ぐずぐすしているように見え、何度も重なると、もう期待されなくなりほって置かれます。

 評価を得られないので「不安さん」になります。この不安が、過食の原因となっているようです。

▲ファースティングの効果

体重の変化-D
充実感テストの変化-D

D子さんは、ファースティング8日間と復食9日間で、体重が4.5kg減りました。

 爽やか指数は最初の値から見れば、とてつもなく高くなりました。不快指数もぐんと低下しました。

 最初の「不快さん」の状態から見れば、どうしてこんなに回復するのかと不思議な感じがします。逆に、こんなに「爽やかさん」なのに、どうして極端なまで の「不快さん」に落ち込むのか理解しがたいというよりも、残念無念です。確かに、過食になったのも無理ないことと思えます。

 ファースティングは日常性を遮断します。社会が消え、今まで批判的だった人々の目や厳しい評価の数々から自由になれました。その解放感です。ファースティング前と退所時の差が日常生活のストレスですから、随分強いストレスを受けていたのですね。

 ファースティングにより、生きている充実感が戻りました。生き生きとした感動が感じられるようになりました。人の目を意識して狭まかった世界も、広々と広がっいます。不思議なことに、なんとなく自信も感じられます。

 自分の中に、こんな素晴らしい自分がある、充実感があるということが分かっただけでも、ファースティングの体験は意味があったことでしょう。

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