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公的断食施設 五色県民健康村健康道場

電話でお問い合わせはTEL.0799-33-0535

WITH(講談社)

健康道場に体験入門。これがファースティングだ!

いよいよ健康道場に体験入門。

3日間のミニファースティングにチャレンジしました。道場ではどんな生活をしているのでしょう。そしてその効果のほどは……。 

健康道場の1日

AM6:00

排尿・健康チェック・体重測定

起床は午前6時。まず、トイレに行き排尿をすませます。その後、ファースティング「絶食」第1日目や指示のあった人は、血液検査(写真1)などいくつかの健康チェックを実施。ファースティング中に最も気をつけなければならない不整脈は心電図で、胃潰瘍は便の潜血反応で検査。病歴や個人デ-タに応じて行われる健康チェックと各自が行う排尿、体重測定(写真2)は朝食前の日課。体重は計ったら忘れないうちに個人データ-表に記入(写真3)と、朝はかなりの忙しさです。

AM7:30

巡回・朝食・検温・脈拍測定

 7時30分頃までに、看護婦さんが各部屋をまわって、体調や気分などを聞いてくれます。何か不安なことがあったら、気軽に相談してみましょう。

巡回が終わったら、朝食をとりに食堂へ。

 朝食時間はファースティング中が7時30分、復食期に入ると7時45分頃からになります。自分の名前が書かれたプレ-トが添えてある食事をそれぞれとるセルフサ-ビス方式(写真1)。食事の内容は、各自の段階によってさまざま。ファースティング中の人は、復食期に入った隣の人のおかゆをちょっとうらやましそうに見ていたり……。道場中の人が集まる賑やかな朝食の後は、部屋に戻って検温と脈拍を測定(写真2)、前日の水分摂取量、排便回数、十分に睡眠がとれたかどうかなどの各チェック項目とあわせ、数値を個人デ-タ-表に記録します。ミニファ-スティング体験記

1日目

断食1日目の夜には「お腹減った-!」

午前10時、淡路島に到着。洲本港から断食道場へ

 淡路島の洲本港からタクシ-で約30分、”健坂の丘”と名付けられた小高い丘の上に、赤い屋根の建物が見えてきます。それが健康道場。正式には五色県民健康村健康道場といい、絶食療法では日本唯一の公的施設です。3日間のファースティングを体験するモデルの椎名かほりさん(21歳)は、タクシ-から降りると、まずひと言。

「風が気持いい。空が高く……気分がリフレッシュされますね」

“道場”という厳めしい(いか)イメ-ジとは遠い。まるでリゾ-トホテルのような雰囲気に緊張がほぐれた様子の彼女。受付で手続きをすませ、2階の健康相談室で、身体測定や性格分析テストなどを行い、いよいよファースティング開始です。

身体測定と健康チェック

道場到着後は、身体測定(写真1)の後、今までにかかった病気や生活習慣などに関する問診票の記入、性格分析テストを行います。(写真2)。看護婦さんの入念な健康チェック(写真3)を受け、個人データ表を作成してもらい、いよいよファースティングを開始。椎名さんの場合、取材のための体験入門ということで3日間に短縮してもらいましたが、通常は最短コースで7日間、ファースティングと復食は、ほぼ同じ日数をかけて実施されます。

特性ジュースの正式名はSF30

 ファースティング中は、もちろん食事はとりませんが、タンパク質、ビタミン、ミネラルを補給するため、道場特性のジュースを1日3回飲みます。ベ-スは牛乳ですが、乳製品が不向きな体質の人用のジュースも用意されています。 

余裕で始まった1日。でも夕方にはお腹がグ-

 測定の結果、椎名さんは身長167cm、体重53.7kg

「4kgの幅で体重がよく変動するんです。今は太っているほう。筋肉質だから見た目より体重があるみたい。できればあと3kgはやせたい。」という彼女。

笹田先生との相談の結果、ファースティングを1日、復食に1日かけるミニファ-スティングを実行することになりました。


「復食を含めて3日間なので、体重や精神面での劇的な変化は得られないかもしれませんが、ここでの生活を今後のダイエットに生かしていくといいで

●次ページへ

(前ペ-ジより)すね。

ファースティング中は、自分で感じる以上に体力を使うので、ジョギングのような激しい運動や外出は禁止。1日3杯のジュ-スのほか水かお茶を2L飲んでください。」

 笹田先生から、ファースティングについての諸注意を受け、さっそく第1回目のジュ-スを飲みに食堂へ。

「甘みの少ないバナナシェイクみたい。けっこうおいしいですよ。」

 その後、今日からファースティングを開始する3人と道場での生活の説明会

丹田呼吸法の会に参加など次々とスケジュ-ルをこなしました。最初は「1日なら平気」と余裕を見せていた彼女も、夕食後には「お腹がすいたぁ」

10時「食べ物の夢を見そう」とベッドに入り、第1日目が無事終了。

AM9:00

保健体操・丹田呼吸法

 9時になると「保健体操が始ります。」とアナウンスが館内に流れます。飛ぶ、跳ねるなどの動きがなく、ストレッチングを中心に構成されたこの体操は、強い運動を避けるファースティング中の人も安心して行えます。(写真1)

約10分の体操で気持の良い汗をかき、9時15分から「丹田呼吸法」の入門講座がスタート(写真2)

どちらも自由参加。体調によって部屋で休むなどしても構いません。

AM10:00

血圧測定・診察で心身の状態をチェック

 10時から昼食までの間に笹田先生の診察(写真1)を受けます。

血圧測定(写真2)を終えた後に、診察室に呼ばれ聴診。問診では、体調に関することだけでなく、精神面での変化などファ-スティングの効果について先生と話し合います。このとき、便秘や頻尿など気になる症状について適切なアドバイスをしてもらうためにも、個人デ-タの記録をきちんとしておくことが大切。

 AM11:30

みんなで楽しくランチタイム

 午前中はそれこそ30分単位でスケジュールがぎっしり。やっとひと息つけるのが、11時 半からの昼食時間です。そして、昼食後の食堂は、さながら情報交換の場。ファースティング中の人たちが励ましあったり、復食期に入っている人に効果のほど を聞いてみたり、ファースティング中の人を精神的にバックアップしてくれるのが、こうした人間関係の輪。食後のおしゃべりが、ここでの最大の娯楽といえる ほど、みんな、楽しそう。

 味の変化が小さな楽しみに

 特性ジュースは朝と夜がヨーグルト風、昼はバナナシェイク風と味が微妙に違います。「ファースティング中はジュースと、水かお茶しか口にできないから、味に変化をつけてくれるのがうれしい」と椎名さん。


修学旅行を思いだす道場の生活

 利用者の大半が20代の女性。取材の時は学生が多いようでしたが、夏休みや連休にはOLも増えるそう。「同じ体験をしている仲間がいるのが心強いですね。みんなとのおしゃべりが楽しみ。これでお菓子でもあったら、まるで修学旅行みたい」

3P中段

2日目

復食だって、徹底したダイエット食

早くも1kg減。体が軽くなって朝は気分爽快

朝の体重測定で約1kg減。ところが、その後、朝の巡回で「ファースティング中はほとんど塩分をとらないので、最初は誰でもトイレが近くなり、水分が排出されただけ体重も減ります」と看護婦さんから聞きちょっとガッカリ。

「でも 体が軽くなった感じでいい気分。これなら続けられそう。」

 朝食後は、一緒にファースティングを始めた女性2人とおしゃべり。

「修学旅行に来ているみたい。みんなと話していると空腹なのも忘れちゃう」

 ファ-スティング後の食事におもわず「おいしい!」

「ここへ来る前は、時間を持てあますんじゃないかと思っていたけど、とんでもない。ファースティングしていた10日間は、とくに早く過ぎた気がします。

もう少し続けたいと思ったくらい」というのは、復食期に入って3日目(20日間コ-ス)という22歳女性。どのコースも約半分がファースティング期間で、椎名さんの場合は、2日目の昼には、三分がゆと焼き魚、フル-ツの昼食が出ました。久しぶりの食事に。

「おいしい!おかゆがこんなにおいしいと感じたのは初めて。昼も少なめ、質素な食事なのに、今の私にはごちそうに思えます。」

 ひと口ずつ、かみしめるように味わう椎名さん。幸せ一杯の笑顔でした。

性格分析で自分を知る。これも大きな収穫です。

 夕食後の自由時間、笹田先生に「性格分析」の特別講義をお願いしました。

「精神的に強くなりたい。と望んでいるところがあるようですね。

バリバリ (次のページへ)いきたいという気持ちに反して、思うように物事が運ばないと不満を感じる。これがストレスになって、過食に走るというパタ-ンが考えられます。」

 先生の分析に、しきりとうなずいていた椎名さんは、

「確かに、イライラすると甘い物ばかり食べてしまうんです。精神的に強くなるには、自分の弱さも知る。先生のアドバイスは、ダイエット以外にもいかしていきたいですね。」

 性格分析で「自分を知ること」は、ファースティング後の体重維持にも役立ちます。たとえば、以前、エステに通い3ケ月で10kg減量したという女子大生(21歳)は、「周囲の 注目がストレスになっていたみたい。普通の生活に戻した途端、少し太ったねといわれるのが嫌で出不精になった分、食べてしまい、体重は元通り、いたたまれ ない気持ちで道場へ来ました。この2週間で体重は目標まで減らなかったけど、自分を見つめ直し、同じ失敗は繰り返さないという自信が持てるようになりまし た。」

  先生の特別講義で知識を深める

 日常的にファースティングの効果をダイエットに応用していくために、ぜひ受講したい笹田先生の「性格分析」や「心身医学」に関する講座、希望すれば特別講義も、どうしたらダイエットに成功するか。より実践的に指導してもらえます。

PM1:00

講義、外出、丹田呼吸法

 午後は基本的にフリ-タイム。道場では各種のプログラムを用意しています。

たとえば1時から3時にある講義や勉強会、とくに、太る原因を自己分析する笹田先生の「性格分析講座」はぜひ受けておきたい講座です。(写真1)

 外出は原則として先生から許可がでた人のみ。五色浜、慶野松原など淡路島の美しい景色が、ちょっとしたバカンス気分にさせてくれます。(写真2)

15時45分には「丹田呼吸の会」(写真3)出席率の高い人気講座です。

PM5:00

った夕食タイム!


 ファースティング後は、4段階で食事量を増やしていきます。

1日の摂取量は三分がゆ食600kcal(写真A)。五分がゆ食840kcal(写真B)

全がゆ食 1040kcal(写真C) 常食1200kcal(写真D)

常食でも立派にダイエットの範囲内、塩分控えめで栄養のバランスがとれ、

そのうえ美味。おかゆがご飯になり、おかずが増えると道場での生活も残りわずか。

PM9:00

健康チェックで一日のしめくくり

 夕食後は、入浴や読書など好きなことをして過ごします。(写真1)

図書館のマンガや本は自室への持ち込みOK。消灯時間までなら、プレイル-ムでテレビを見ることもできます。

9時からは、看護婦さんが就寝前の巡回を開始(写真2)

脈拍測定、異状の有無など健康チェックを終え、10時に消灯。早寝早起き、規則正しい生活。これだけでも、道場での生活は十分にダイエットに効きそうです。

3日目

達成した充実感で晴れ晴れと退所

名残惜しさと充実感をかみしめ道場をあとに

 起床後の体重測定は51.7kg 「やったぁ。2kgも減っちゃった!」

上 機嫌の椎名さんは、道場での最後の食事を、この3日で親しくなった人たちと楽しみました。そのうちの一人、ファースティング3日目の21歳の女性は、アト ピ-性皮膚炎でずっと悩んでいるそう。笹田先生によると「絶食中は体内で副腎皮質ホルモンの分泌が活発になるので、ファースティングはアトピー性皮膚炎の 改善にも有効」とのこと。健康道場には目的も年齢もさまざまな人が集まっています。

 朝食後、笹田先生から今後のアドバイスを受け、道場をあとにしました。

 この3日間を振り返って、彼女は、

「私は普段でも1日1食になることがあるので、1日くらいの絶食は平気と思ってたんです。でも、絶食中だと意識するとずいぶん違うものですね。」

  いつもの私なら、丸1日も食事を抜いたら、きっとその後、食欲にまかせて食べちゃう。ところが、今は道場での成果をムダにしたくないっていう気持ちが強 い。1つのことをやり遂げたんだという充実感って、大きいですね。おかゆがおいしく感じたあの気持を、これからも大切にしたい。」

 精神的にも大きな収穫を、彼女は持ったようです。 

体も心も軽くなって道場をあとに

(体だけではなく、心まで軽くなった感じ)とミニファースティングの感想を述べていた椎名さん。このあと1週間ほど左の「3カ条」にそって体調を整え、その後、週1回のミニファ-スティングを実行して、少しずつ目標体重に近づけていくそうです。

退所後の3カ条

激しい運動は避け、

無理せず疲れすぎないように規則正しい生活を心がける。

食べすぎない

塩分をとりすぎない

自宅でもできる、ミニファ-スティングのやり方

ファ-スティングは、きちんと医師の指導のもとで行う必要がありますが、ミニファ-スティングなら大丈夫。

定期的に続ければ、絶対にやせるハズ!

 5カ条

一 週1回のペースを守る

二 体重の減少の有無は気にしない

三 外出・運動は避け、丹田呼吸法をいつもより念入り   に行う

四 生活のリズムはいつも通りにする。

何となく食事をぬくのではなく、ファ-スティング中だ  と意識する。

五 ファ-スティング終了後の食事はあっさり薄味、おかゆなどの軽い食事を心がける

三 外出・運動は避四 生活のリズムはいつも通りにする。意識する。 

週1回のミニファ-スティングで効果的にやせる

 数日間にわたる本格的なファ-スティングは、健康道場のようにしっかりした

医学的管理が必要です。でも、週に1回 1日に1~2食を絶食するミニファ-ス

ティングなら自宅でも安心して行えます。ただ、たとえ1日でも、ファースティング中は、体の中でさまざまな反応がおきるので、必ず、左にあげた「五ケ条」に従って、健康な人だけおこなうようにしましょう。

 具体的な方法としては、週に1回、1日に朝 昼の2食を絶食し、夕食を復食にあてます。絶食するのが1食なら牛乳1本、水またはお茶で水分を700cc、2食なら牛乳2本と水分1000ccをとります。これだけではどうしても体がふらつくようなら、果物や豆腐を少量プラスしてください。ファースティング後にとる復食は、とくに制限はありませんが、塩分を控え、胃に負担がかからない軽い食事を心がけます。健康道場での復食第1日目のメニュ-にならって、おかゆに焼き魚などの復職を少量添えるとよさそう。

 また、ミニファースティング当日は、外出や運動、自動車の運転は控えます。

一定間隔で繰り返し実行できるように、毎週決まった日に実行するのがベスト。

それも、ただなんとなく食事を抜いただけにならないように、ファースティング中であることを意識することが大切です。たとえば、休日に実行する場合でも、起床や食事時間などはいつも通りにして、生活のリズムをくずさないようにします。

 そして、より効果的に減量していくには、ファースティングと同じくらい復食が大事。とくに塩分のとり方には気をつけましょう。

「ファースティング直後の食事で塩分を大量に摂取すると、むくみや場合によっては心不全など深刻な事態を引き起こすこともあります。ミニファ-スティングでも、終了後に初めてとる食事は、普段よりかなり薄味にして塩分を控えてください」(笹田先生)

 できれば、ミニファースティング後2~3日くらいあっさり薄味の食事にするのがベスト。薄味に慣れると、自然と食べ過ぎることもなくなってきます。たとえば、4日後から多少食べ過ぎが続いても大丈夫。毎週1回のミニファ-スティングは、定期的にダイエットを繰り返すことにもなり、少しずつでも確実に体重が減っていくはずです。

 また、ファースティング中は、ひと晩で体重が1~2kg減ることが少なくありません。ただ、これは、体内の塩分が水分を伴い尿として排出されただけなので、食事をとるようになるとすぐ体重は戻ります。水はいくら飲んでも体を素通りするだけなのですが、塩分をとりすぎると水が引っ張られ体内に残ります。この作用は特に女性に強く働くので、ファースティングで体重が減っても、食事をとり始めた途端体重が増えることもあります。

「体重の増減は気にせず、三日坊主のダイエットを年に100回するくらいの軽い気持ちで続けましょう」(笹田先生)

丹田呼吸法で空腹感やイライラをやわらげて

 ミニファ-スティング中は、家の中ですごすことになるので時間を持てあましがちです。すると、どうしても食べ物のことを考えてしまいます。健康道場と違い、家の中には戸棚や冷蔵庫など手を伸ばせば届くところに食べ物があり、つい誘惑に負けてしまいそう。そんなとき、ぜひ実行したいのが丹田呼吸法です。

 腹筋を使って大きな呼吸を繰り返す。この呼吸法は、ファースティング中の空腹感やイライラ解消に威力を発揮。椅子や床に座ったまま、体が温まってすこし汗ばむくらいまで呼吸を繰り返してみましょう。ゆっくり息を吐きながら

「いぃ~ち」「にぃ~い」「さぁ~ん」と頭の中で数えていると、次第に食欲がおさまってきます。

 「丹田呼吸法には、自律神経の働きを整える効果があります。空腹以外にも、頭が痛い、肩こり、胃の調子が悪い、便秘、体がだるい、眠れないときなどは丹田呼吸法をやってみるといいですね。コツさえつかめば、どんな姿勢でもできるようになります。まず、基本の姿勢でしっかり練習して、慣れてきたら、立っているとき、歩行中、ベッドで横になって、あらゆる姿勢で試してみましょう。

 時間を決めて毎日やろうと思うと、面倒になってしまうので、思いついたら実行してみるというので結構。最終的には、朝から晩まで丹田呼吸法で過ごせるくらいにするのが目標です。上達すると、自律神経に作用して減量効果が期待できます。」(笹田先生)

 この丹田呼吸法については、次のページで詳しく説明しています。ミニファースティングと組み合わせて実行すれば、減量のスピ-ドアップや目標を達成した後の体重維持も楽、日常生活で感じるストレスの解消にも,丹田呼吸法は活用できそうです。ミニファ-スティングも丹田呼吸法も、簡単なル-ルやコツを覚えるだけで、難しい知識や技術は不要、軽い気持ちで、さっそく始めてみましょう。


丹田呼吸法

心身を調和させる丹田呼吸法とは?

丹田の場所を知るには

①  丹田呼吸法を行う前に、まず「丹田」の場所を確認しましょう。

あおむけに寝て、両手を下腹部のあたりにあてて、上半身を起こす腹筋運動を行ってみます

②  イスに座ったまま、両手を下腹部辺りにあて、両足を持ち上げます。

①  か②を行いながら、手で腹筋の一番堅くなる部分を探します。この部分が「丹田」。丹田呼吸法は、息を吸う時は無意識で、吐く時には、この「丹田」が

堅くなるように意識を集中させます。 

▶第一段階

①  両手を「丹田」にあてたまま「いーち」とゆっくり数え、「丹田」を手のひらで軽く押しながら息を吐く。

②  「にーい」とさらに「丹田」を押しながら息を吐き続ける

③  「さあーん」で最も「丹田」が堅くなるのを感じながら、息を吐ききる。

「いーち」「にーい」「さあーん」と調子を取りながら指先で「丹田」を軽く押さえ、「丹田」に意識を集中させて、息を吸うときも、「丹田」から大きく吸い込むような気持でやってみましょう。 

◀第二段階

①息を深く吸い込んでおきます。両手を腰にあて、「いーち」で息を吐きながら「丹田」に向かって少し手をずらす。

②「にーい」でさらに軽く息をはきながら、両手の指先を「丹田」の上で合わせる

③「さぁーん」で両手の指先を「丹田」に押し込むようにしながら、息を吐ききる。途中で息を吐ききってしまわないように気をつけて「丹田」が堅くなるように意識してゆっくり息をはきだしていきます。

◀第三段階

①  上体を少し後ろにそらせて、両手を腰にあて、「いーち」と息を吐きながら、上体を少し前に戻す。

②  「にーい」で、さらにいきを吐きながら、上体を垂直に起こす。

③  「さあーん」で少し前かがみになりながら、息を吐き切る。
   手の動きは第二段階と同じ。③で前にかがみ過ぎると、腰が曲がり「丹田」に力が入らなくなります。軽く腰を落としていくようなつもりで「丹田」が堅くなるのを意識しながら行いましょう。

過食とストレスの関係をさらに知るために

過食の引き金になるストレス。でも、何がストレスの原因になり得るかは、人によって違います。A子さんの場合は

「『や せなければ』という気持ちが強くて、ダイエットするたびに反動で過食になっていきました。最もやせていたころは反対に拒食症気味で、食べ物のことが頭から 離れず、体重のコントロ-ルがすべてでした。過食になってからは、何度も減量にトライしていつも失敗。体重が増えていく一方です。」

 人目がきになる彼女にとっては「太っている自分自身」がストレス。その解消法として過食に走り、さらに太ってストレスをため込むという悪循環に陥っています。

 また、B子さん(23歳)は

「会社の先輩に無視されてつらいし、仕事の話ではノルマを達成できるかどうか常に不安でした。ホッとするのは食べている時だけ。でも、そのうちいくら食べても満足しなくなって……」

 人間関係や仕事への不安がストレスの原因。社会に出て間もない若い女性にありがちなケ-スといえます。また「なんとなくダルくて、とにかく何をするのも面倒。食べているときは、何も考えなくてもすむから気が楽なんです。」

 というC子さん。(21歳)は、すべてに対して無感動。生きているという充実感が少ないだけに、少しのことでもストレスになり過食で解消しています。

 この3つのケースに共通しているのは、ストレスが日常的なだけにはっきりとした解決法が見つかりにくいところ。ファースティングは、こうしたストレスを解決し、過食を防止していきます。 

Information

五色県民健康村健康道場

郵便番号656-23 兵庫県洲本市五色町都志大日207番地

☎(0799)33-0535

淡路島洲本港より淡路交通でバス45分 都志で下車。徒歩15分

 入所希望日の2ケ月前から電話で予約を受け付けます。その際。医学的に絶食療法が可能かどうかの判断を問診で実施。問診の受付時間は、月~金曜日 9:00~12:00、13:00~15:30 その他の問い合わせは8:30~17:00、土曜日は~12:00

絶食療法は、入門コ-ス7日間、標準コ-スが16日間、その他11日間、20日間の全4コ-ス。費用は宿泊料1泊あたり7410円(7人部屋利用の場合)から。入所時健康審査料12500円 冷暖房料1日330円などが別途かかります。原則として入所が午前11時まで、退所は午前中。また、土・日・祝日の入所はできません。
 



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